晴れて念願の職業訓練生となった私。いよいよ入校初日を迎えます!
初日はオリエンテーション、教材の配布、自己紹介等がありました。
教材は日商簿記2・3級のテキスト及び問題集、就職活動の対策本、MicrosoftOffice(エクセル、ワード、パワーポイント)の参考書、消費税・法人税の参考書など計10冊配布されました。一般の本屋で販売されているものもあり、自分で購入すると総額はおそらく2~3万円程度だと思いますが、教科書代は1万円でした。とてもお得ですよね!
私のクラスは30名、男女比は半々。年齢は20代~50代と思われる方まで幅広く、前職や退職理由・経理を目指す理由は様々で興味深かったです。
訓練時間は基本的に平日9:30~16:10で1日に6時限の授業があり、1時限は50分で、時限と時限の間には10分休憩があります。お昼休憩は50分あります。
やむを得ず訓練を欠席する場合は、何かしらの証明書(病院の領収書等)を提出する必要があったりと規則は厳しいのですが、雇用保険を受給しながら無料で受講できることを考えたら当然ですよね。
私の通っていた財務管理科コース(6ヶ月)の主な訓練カリキュラムは以下の通りでした。
学科(462H)…商業簿記(日商簿記3・2級の範囲)、工業簿記(日商簿記2級の範囲)、社会保険・給与計算 等
実技(138H)…パソコン基礎(エクセル、ワード、パワーポイント)、会計ソフト演習 等
就職支援(48H)…自己分析、応募書類の書き方、面接対策、キャリアコンサルティング 等
1日6時限ありますが、大学の授業のように1日の中で様々な授業が組み込まれているわけではありません。1~6時限までずっと簿記の授業の日もあれば、別の日は1~6時限ずっとパソコンの授業…というように日別で内容が異なります。私は全く苦痛ではありませんでしたが、飽きっぽい方は辛抱が必要かもしれません (笑)
私の通っていた訓練は簿記の学習が中心だったため、10月は簿記3級の学習、11月~12月は簿記2級の学習、1月は簿記2級の模擬試験…といったカリキュラムがベースとなっており、その他の社会保険や労働保険の学習、パソコン学習、就職支援の日はひとつきに数回程度ありました。
簿記の授業はTACの講師、社会保険・労働保険の授業は社労士、パソコンの授業はパソコンスクールの講師、就職支援はプロのキャリアコンサルタントの方が担当してくださいました。何度も言いますが、これが無料で受けられるのはとてもお得です…!
次回は、私が職業訓練に通いながら行った就職活動についてお話したいと思います。