【コラム】キャリアチェンジを目指して職業訓練校へ行った話⑥

「キャリアチェンジを目指して職業訓練校へ行った話」シリーズはいよいよ今回で最終回となります!

今回は私が職業訓練校に通いながら行った就職活動についてお話いたします。

私は日商簿記2級に合格してから本格的に就職活動を始めるつもりでいました。

職業訓練校で2級の学習が終わるのが1月上旬であったため、就職活動は最短でも1月中旬スタートを想定しておりましたが、合格したらすぐに求人応募ができるように11月頃から履歴書・職務経歴書の作成をしておきました。

職業訓練校では履歴書・職務経歴書の添削もしてくださるのでとても助かりました!

職業訓練校の授業の他、平日の夜と休日も継続して自宅学習をしていたため、実際には12月末に日商簿記2級に合格することができ、想定よりも早く就職活動を始めることができました。

1月の年明けすぐから本格的に就職活動を開始し、経理職や会計事務所のスタッフを中心に15社程度応募しました。

実際に面接を受けた企業は6社程度です。途中で選考を辞退した企業もありますが、4社は最終面接までたどり着きました。

(私は直感を大切にするタイプなので、面接を受けた中で面接官や企業に対して違和感を抱いた企業は辞退しました。)

所詮経理職未経験のため厳しいだろうと思っていたので、意外にも就職活動がスムーズで驚きました。

職業訓練校に通ったことと日商簿記2級に合格したことがアピールポイントになったのだと思います。

その中で最終的に2社内定をいただきました。

1社は不動産関係の経理スタッフ、もう1社は会計事務所グループの人材紹介会社の事務アシスタント(現在の仕事)です。

元々は経理職を志望していたため、「なぜ経理スタッフにしなかったの?」と思われるかもしれません。私自身も大変迷いましたが、面接で感じた企業の雰囲気や働きやすさなど総合的に判断した結果、現在の仕事を選びました。

全く後悔はありません!

内定を承諾したのは1月末頃だったので、就職活動は1ヶ月弱で終了しました。

お世話になった職業訓練校の先生に報告したところ、とても喜んでくださり嬉しかったのを覚えています。

入社日は2月中旬だったため、入社日の前日付けで職業訓練校を中途退校いたしました。

修了(卒業)の前に「中途退校」という形に抵抗感がある方もいるかと思いますが、職業訓練校は「就職すること」が最大の目的ですので、むしろ「理想的な形の一つ」と褒められました。

私は職業訓練校に通って大正解でした!

希望の職業に就くために、キャリアチェンジやキャリアアップを目指す方には大変おすすめです!

また、個人的には一旦退職して精神的・時間的余裕がある状態で落ち着いて就職活動に取り組めたのが良かったです。

仕事が大変だと、就職活動も思うように進められませんよね…。

職業訓練校に通っている(いた)ことは履歴書にも書けますし、ただの空白期間扱いにはなりません。

さらに、訓練期間中は失業手当も受給できるので生活も困りません。

このような理由から非常に素晴らしい施設だと思います…!

気になる方はぜひハローワークへ問い合わせてみてくださいね。

以上、私の職業訓練校体験談でした。

目次