【コラム】離職中の面接時における答え方①

こんにちは。今回コラムを担当する子安です。

転職を検討されている方は以下の2つに分類されると思います。

(1)働きながら転職活動を行う方

(2)現職を退職してから転職活動(就職活動)に集中する方

(1)と(2)のどちらが転職活動をする上で良いかと問われますと、理想的なのは、(1)の「できれば在職中に転職活動をした方が良い」かと思います。

やはり経済的な心配が無く、転職活動を進める中で万が一、上手くいかなかったとしても「現職に留まれる」という保険(選択肢)があるからです。逆に仕事に就いていない期間は「ブランク期間」として判断され、様々な憶測を呼んでしまうからです。

現職中だと面接の日程調整や有給管理が難しく、大変ではありますが、経済的にも精神的にも安定できる点が大きな強みと言えるでしょう。

では、離職中の転職活動は実際どうでしょうか。

現職を退職してから転職活動をしている方の中にはやむを得ない事情や辞めざるを得ない理由があって退職する方も多くいらっしゃると思います。

離職後に転職活動をすることの強みとしては、

①転職活動に集中できるためスケジュール管理がしやすい

②資格取得やスキルアップの為に時間を割くことできる

③即日入社することが可能

などが挙げられます。

特に③に関しては、在職中の方と比べて大きな強みと言えるでしょう。

そもそもキャリア求人の中で管理部門(バックオフィス職)の多くは「欠員募集」という理由で募集を出しております。

新卒や中途の時期を定めた定期採用や、売り上げに直結する営業職などは増員のケースもありますが、管理部門は非営利部門であるため、欠員が出た際に募集を掛けるが多いのが現状です。

そのため、多くの企業は「できるだけ早めに入社可能な方」を求めています。

背景としても、内定後に即日入社可能である方を採用できることは企業側にとって大きな利点となり、仮に即日入社ではなくても先の予定日を決められる点は確実性が高く、会社側も受け入れ計算が出来ます。

離職期間のことをしっかりと説明し、人物面において企業側とうまくかみ合えば即日入社可能な点は大きな強みになります。

なお、一般的に転職活動の期間は在職中の方であれば「目安は3ヶ月程度」かかることが多く、その為採用する企業の考え方としても転職するまでの離職期間は3ヶ月程度までなら大きな影響はないと考えるケースが多いです。

しかし、この離職期間が長引いた場合、企業から見られた印象は悪くみられるのでしょうか?

書類選考時に離職期間に注目された場合、大抵の企業から「この期間は何をしていたのだろう?」と思われるのは必然であると思います。

このように思われるのは仕方のないことですが、「離職期間がある=不採用」と決める企業を除いては、それだけを理由にお見送りになることはないかと思いますので、面接時にこの離職期間をどう説明するのかが大切になります。

なお、この説明の重要性は離職期間が長ければ長いほど高まります。

では、実際に面接時に離職期間を問われた際どのように答えるのが良いのでしょうか。

それにつきましては次回のコラムにて解説いたします!

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